みなさま、こんばんは。
SIM男でございます。
何かと話題のLINEモバイル。
サービス開始日に申し込みましたので、今更ながらですが、LINEモバイルのSIM到着レビューをお届けしていきたいと思います。
LINEモバイル公式サイト
https://mobile.line.me/
LINEモバイルとは?
みなさんご存知の”LINE”。
このLINEを運営する、LINE株式会社が、今年3月にMVNO事業に参入すると発表し、今月、ついに、LINE株式会社の子会社である、LINEモバイル株式会社が格安SIMサービスの提供をスタートしました。
夕方のニュース番組でも、大々的に取り上げられていましたので、「へー、LINEがSIMカード始めたんだー。」程度の認識の方は多いかもしれません。
主要3SNSはカウントフリー
LINEモバイルが他MVNOの格安SIMと違う点といえば、主要3SNSである「LINE」「FACEBOOK」「Twitter」に接続した際の通信容量をカウントしないカウントフリーを採用したプランを用意している点。
月間通信容量の多くがLINE・Facebook・Twitterで占めている方には、かなり良いプランです。
月間高速通信容量も3GB、5GB、7GB、10GBから選択可能なので、LINE・Facebook・Twitter以外にも多く使用する方でも、選択肢が広いMVNOとなっています。
こちらのプラン名は、「コミュニケーションフリープラン」
これともう一つ、更に安いプランが用意されているので、そちらもご紹介します。
LINEフリープランは月額500円~
LINEは使うけど、FacebookやTwitterは使わない。という方も多いかと思います。
そういった方には、「LINEフリープラン」がオススメ。
LINEフリープランは、LINEでのトーク(チャット・音声通話・ビデオ通話)はもちろん、画像・動画の送受信・音声メッセージの送受信など、容量の大きなものでも、カウントフリーとなっているにもかかわらず、月額500円~という低料金で利用できるのが大きな特徴です。
ただし、LINEフリープランのデメリットは、LINEアプリ以外での通信で使用する高速通信量の選択肢が1GBのみという点。
3GB以上の高速通信容量が必要な方の場合、コミュニケーションフリープランを選択するしかありません。
LINEでの通話やビデオチャット等は頻繁に使用するけど、あとはたまにインターネットを見る程度の方には、コスパの良いプランとなっています。
LINEの年齢認証が可能!
格安SIMではできなかった、LINEの年齢認証。
当サイトでも海外SIMを使ってみたり、SIMカードを直前で抜く方法など、様々な抜け道を試してきましたが、今では、ことごとく潰されてきました。
しかし、さすがはLINEグループの格安SIM。
LINEモバイルの格安SIMカードでは、LINEでの年齢確認ができるようになっています。
他のdocomo系MVNOの場合ですと、年齢確認の際に、docomoの年齢確認サイトに接続されてしまい、結局docomo契約がないと、年齢認証できないという謎の仕様でした。
一部、ガラケー契約等でdocomo契約が残っている方を除き、LINEの年齢認証ができなかったのですが、LINEモバイルのSIMカードでは、LINE認証が可能となっている点も注目ですね。
これで、格安SIMでもID検索などができるようになったということです。
SMS認証が不要!
LINEを使用するにあたり、SMSでの認証が必要ですが、LINEモバイルのSIMカードでは、SMS認証なしで使えるようになっています。
しかし、LINEモバイルでは、SMSなしプランがLINEフリープランにしかないため、これがメリットといえるのかどうかは微妙な所です。
ただ、一瞬の手間が省けますよ。というだけで、それほど大きなメリットでもデメリットでもないじゃないか。と個人的に思っているのですが…。笑
LINEモバイルの速度と回線
LINEモバイルは、多くのMVNOと同様、docomo回線を使用しております。
最大通信速度や通話エリア等もdocomo回線も全く一緒となっており、受信時最大375Mbps(PREMIUM 4G)という高速な通信速度を実現しています。
ただし、多くのMVNOでは、docomoやAUの回線の一部を借り受ける契約をしており、契約内容によっては、MVNOが借り受けている回線の太さ(帯域)が貧弱で速度が全然出ないというMVNOが多くあるのも事実。
LINEモバイルの実行速度
そこで、当サイトでは、毎月、各MVNOの格安SIMを使用し、実効速度の測定をしております。
下記がLINEモバイルの実効速度の変遷です。
測定月 | 順位 | 時間帯 | 通信速度 |
---|---|---|---|
2018年8月 | 17位 | 12時頃 | 0.36Mbps |
2018年7月 | 12位 | 12時頃 | 1.11Mbps |
2018年6月 | 15位 | 12時頃 | 0.79Mbps |
2018年5月 | 12位 | 12時頃 | 0.39Mbps |
2018年4月 | 12位 | 12時頃 | 0.43Mbps |
2018年3月 | 18位 | 12時頃 | 0.43Mbps |
2018年2月 | 18位 | 12時頃 | 0.52Mbps |
2018年1月 | 20位 | 12時頃 | 0.25Mbps |
2017年12月 | 16位 | 12時頃 | 0.18Mbps |
2017年11月 | 18位 | 12時頃 | 0.48Mbps |
2017年10月 | 11位 | 12時頃 | 0.62Mbps |
2017年9月 | 7位 | 12時頃 | 1.74Mbps |
2017年8月 | 7位 | 12時頃 | 2.41Mbps |
2017年7月 | 12位 | 12時頃 | 1.06Mbps |
2017年6月 | 4位 | 12時頃 | 8.08Mbps |
2017年5月 | 6位 | 12時頃 | 3.98Mbps |
2017年4月 | 9位 | 12時頃 | 1.98Mbps |
2017年3月 | 4位 | 12時頃 | 8.86Mbps |
2017年2月 | 3位 | 12時頃 | 2.76Mbps |
2017年1月 | 5位 | 12時頃 | 6.69Mbps |
2016年12月 | 2位 | 12時頃 | 24.78Mbps |
2016年11月 | 4位 | 12時頃 | 14.40Mbps |
他MVNOの速度の一覧はこちら。
・格安SIM速度
ちなみに、この記事を書いている2017年8月時点では、docomo契約回線でのAndroid端末による受信時実行速度は、97Mbps~162Mbpsと発表されています。(参考:docomo公式)
(iOS端末では、88Mbps~146Mbps)
コミュニケーションフリープランなら、LINE、Twitter、Facebook、Instagramでのデータ通信がカウントフリーなので、SNS使いすぎによる速度制限の心配も必要なし!
SNSのヘビーユーザーにオススメのMVNO第1位!SNSでの友人とのやりとりもカウントフリー!
LINEモバイルの料金
LINEモバイル、各プランの料金をご紹介していきたいと思います。
LINEモバイルは、全プランともに、余った高速通信容量の翌月繰越が可能となっています。
高速通信量が余ってしまっても、翌月に繰り越して使えるので、有効活用できますね。
当サイト記載の料金は、執筆日時点の料金となります。
価格改定が行われる場合もありますので、契約前には必ず公式サイト記載の料金をご確認ください。
LINEモバイル公式
https://mobile.line.me/
LINEフリープランの料金
LINEフリープランは、LINEアプリでの通信に限り、高速通信が無制限。
その他の通信に関しては、月間1GBまで高速通信が利用可能なプランです。
また、1GBを超過した場合でも、200Kbpsに制限されますが、インターネット利用は無制限です。
LINEフリープラン月額料金
データ | SMS | 音声 | |
1GB | 500円 | 620円 | 1,200円 |
コミュニケーションフリープラン
コミュニケーションフリープランでは、LINEでの通信に加え、Facebook・Twitterへの接続やタイムラインの動画視聴なども無制限で高速通信が利用できるプランです。
ただし、Facebookメッセンジャーでの音声通話やビデオ通話などの一部機能は、カウントフリーの対象外となっていますので、注意が必要です。
無料通話やビデオ通話に関しては、LINEであればカウントフリー対象ですので、極力LINEでの通話をするように心がけたい所です。
コミュニケーションフリープラン月額料金
容量 | SMS | 音声SIM |
3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,220円 |
7GB | 2,300円 | 2,880円 |
10GB | 2,640円 | 3,220円 |
通話料・SMS送信料
通話料やSMS送受信料も他社MVNOと変わりません。
いまのところ、5分かけ放題プランなどを独自に用意しているMVNOもありますが、通常発信での料金の差はありませんので、通話料やSMS送受信料はdocomo契約の場合と全く同様です。
通話料:20円/30秒
SMS送信料:文字数に応じて変わる(参照:docomo公式 SMS料金表)
SMS受信料:無料
契約手数料・解約手数料
LINEモバイルの契約手数料は、他社MVNOと同様、3,240円の初期費用がかかります。
LINEモバイルの明細上は、「登録事務手数料」となっています。
この3,240円は、docomo系MVNO・AU系MVNO問わず掛かる費用なので、差はありませんね。
解約手数料も他社と同様、税抜きで9,800円、税込みで10,584円の解約手数料となっています。
ちなみに、データSIMには最低利用期間がありませんので、データSIMの場合、解約手数料は掛かりません。
音声通話SIMのみが解約手数料発生の対象となり、12ヶ月未満での解約の場合のみ、この解約手数料が発生します。
また、LINEモバイルは、初月無料となっていますが、初月に解約した場合には、初月分の料金も通常通り発生しますので、ご注意を。
LINEモバイル レビュー
私もLINEモバイルのリリース日に、早速契約しましたので、LINEモバイルのレビューをお届けしていきたいと思います。
申込みから到着まで
LINEモバイル公式サイトにて、9月5日(サービス開始日)に申し込み。
発送は、クロネコヤマトの宅急便コンパクトにて。
9月5日 深夜に申し込み
9月6日 発送連絡メール
9月7日 SIMカード到着
リリース日に申し込みだったので、発送が遅れるかと思いましたが、発送は迅速でした!
開封レビュー
早速開封していきたいと思います!
中には、CDサイズ?の正方形の封筒と納品書。
アレッ!LINEのシンボルカラーであるグリーンじゃないのかい!
グレーの封筒でした。
封筒左上に、小さくLINE MOBILEの記載。
裏面は特になし。
ここでようやく、LINEグリーンがあしらわれたリーフレットの登場。
中には、SIMカードのリーフレットとマニュアル(取扱説明書)
LINEモバイルのSIMカード
こちらがLINEモバイルのSIMカードリーフレット。
LINEらしい、シンプルでスタイリッシュなデザインとなっています。
こちらがリーフレット中面。
LINEのコーポレートカラーであるグリーンに、
docomoの白いSIMカードが生えます。
最近では、docomoのMVNO事業者向けSIMカードは無地のデザインになりました。
LINEモバイルマニュアル(取扱説明書)
こちらがLINEモバイルの説明書。
早速、見ていきましょう!
1ページ目
なにシャレオツなことしてるんだ!
MVNOの格安史上、最もスタイリッシュな説明書かもしれません。笑
2ページ目
SIMカード挿入の説明とAPN設定について。
APN設定については、当ページ最下部でも解説しています。
3ページ目
・LINEモバイル公式アカウントの友だち追加
・「契約者連携」と「利用者連携」について
4ページ目
・LINEモバイル公式アカウントと友達になることでできること
・LINEモバイル公式アカウントの友達追加方法
5ページ目
・「契約者連携」「利用者連携」について
・LINEポイントについて
・SIMカードの取り扱い方法、注意点
・ネットワーク暗証番号について
・フィルタリングアプリについて
・商標について
説明書裏表紙
LINEモバイルのAPN設定
LINEモバイルのAPN設定を解説していきます。
Androidの場合
Androidの場合は、まず、APN設定画面を開き、APNを新規登録する必要があります。
APN設定画面の開き方
「設定」→「その他の設定」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」
「設定」→「データ通信・機内モード」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」
など、様々です。
SIMロックを解除したAU端末をご利用になる場合、表記が異なる場合があります。
「設定」→「その他の設定」→「モバイルネットワーク」→「高度な設定」→「CPA設定」
上記画面にて、下記情報を登録していきます。
名前 : ご自身が分かりやすい名前をつけて頂ければ大丈夫です。
APN : line.me
ユーザー名 : line@line
パスワード : line
認証タイプ : PAPまたはCHAP
iOSの場合
Wi-Fi接続にて、APN構成プロファイルをダウンロードする必要があります。
下記URLにて、APN構成プロファイルをダウンロードしてください。
・設定方法解説URL
https://mobile.line.me/apn/ios/
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