Xperia XZ2レビュー!このスペックでシェア奪還できるのか…?次期Xperia XZ3に期待か。

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本記事の内容は2018年6月28日時点の情報です。
12月9日(月)の最新情報は各社公式サイトをご参照ください。

Sony Xperia XZ2のレビューです!
Xperia XZ2と言えば、Xperiaシリーズのフラッグシップモデル。

2017年夏モデルでは、Sharp AQUOS Rにシェアトップの座を譲り渡したXperia、今作では妥当AQUOS R2なるか!?

Xperia XZ2本体レビュー

Xperia XZ2、docomoショップ店頭では、他社フラッグシップモデルAQUOS R2・HUAWEI P20 Proと並んで陳列されていました。

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価格帯的には、AQUOS R2・P20 Proと近いXperia XZ2ですが、まずは本体の質感等、外観からレビューしていきます。
手にとった感じは、3機種ともに引けを取らない高級感、さすがはフラッグシップモデルといった感じで、アルミ合金製フレームとガラスパネルの組み合わせはどれも高級感があります。

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いままでの直線を基調としたデザインから脱却したXperia XZ2、ラウンドフォルムを採用し新次元Xperiaのデザインをベースとしています。
まず、本体を見て感じたのは、ラウンドエッジ液晶ガラスの透明感がすごく、非常にキレイ。
Gorilla Glass 5を採用しているようですが、トリルミナスディスプレイとの相性もよく、有機ELではないにもかかわらず非常に色彩力の豊かさを感じます。

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本体右側面には、電源ボタン・音量調節ボタン・カメラボタン(シャッターボタン)を配置。

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本体下部には、USB Type-C端子。

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本体左側面には、何もなし!

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本体上部には、SIMトレー。

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本体背面には、3Dラウンドガラスパネルを採用。
いままでのXperiaシリーズにはないデザインで、これは好みが分かれそう。

カメラ・フラッシュLED・指紋センサーが背面に配置されています。

旧来のXperiaでは電源ボタン併用のスリムタイプ指紋センサーが搭載されてきました。
指紋認証の精度・高速さでいうと、中国メーカーHUAWEIの足元に及ばない精度の低さでしたが、今作より、背面に大型指紋認証センサーを配置。
指紋認証の精度・速度がようやくHUAWEIに追いついた印象です。

また、Xperia XZ2シリーズの真ん中に位置する無印Xperia XZ2はシングルカメラを採用。
上位モデルのXperia XZ2 Premiumのみデュアルカメラを採用しています。

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同価格帯のAQUOS R2がデュアルカメラ、P20 Proがトリプルカメラを採用しており、素人目にはスペックが劣るように見えます。
しかし、Xperiaはソニー製。ソニーと言えば、デジカメ用のイメージセンサー世界シェア、圧倒的No.1です。

ソニーはXperia XZ2の価格でも、ユーザーに受けそうなデュアルカメラも当然生産できたはずですが、そこをあえてシングルレンズにしてクオリティを高めているのは素人にはわからないロジックがあるはず。
本質を追い求めるソニーのわが道を進むスタンスなのでしょう。

ただ、現実問題Xperia XZシリーズのフラッグシップである、Xperia XZ2 Premiumに二眼レンズを搭載したのは、Huaweiが作り上げた複眼カメラトレンドを追わざるを得なくなったという印象を受けます。

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有機ELを採用するのも素人には魅力的に聞こえます、SONYはトリルミナスディスプレイという独自のTFT液晶を採用。
HDR対応で、色彩表現・階調力も高く、有機EL一辺倒のトレンドが不思議に思えるほどキレイな液晶です。

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液晶部のガラスにはゴリラガラス5を採用。ラウンドエッジガラスで、強化ガラスフィルムを貼るのは大変そう。笑
6,000円払ってでも、docomoショップでDOME GLASSを貼りたくなってしまいそうです。

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本体背面にもガラスパネルを採用し、ラウンドフォルムに。
新たなデザインへと進化を遂げています。

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Xperia XZ2の特徴

Xperia XZ2の特徴をおさらいしながら、次の項目でそれぞれの特徴を詳細にレビューしていきたいと思います。

  1. HDR対応5.7インチトリルミナスディスプレイ
  2. 4K HDR・960fpsスーパースロー対応Motion Eyeカメラ
  3. ディスプレイフラッシュ搭載インカメラ
  4. 新開発ダイナミックバイブレーションシステム搭載
  5. 3DスキャンでARもマチキャラも
  6. 無線充電「Qi」+充電最適化技術採用
  7. オクタコアSnapdragon 845 + 4GB RAM
  8. 大型指紋センサーで認証精度・速度改善
  9. ハイレゾ・バーチャルサラウンド対応
  10. おサイフケータイ対応
  11. 防水・防塵対応
  12. ワンセグ・フルセグ対応

HDR対応5.7インチトリルミナスディスプレイ

前作Xperia XZ1の本体サイズから僅かなサイズアップに抑えながら、0.5インチもの液晶サイズアップ。
今作Xperia XZ2では5.7インチHDR対応TFT液晶を採用。縦横比はいまトレンドの18:9の縦長ディスプレイ。

HDR対応なので、HDR規格の高画質動画が楽しめるのはもちろん、液晶テレビ「ブラビア」のノウハウを活かし、標準規格(SDR)の動画をHDR相当の美しさにアップコンバートする画像処理エンジンも搭載。

また、「X-Reality for mobile」の超解像技術により、低画質の動画を高画質動画にアップコンバートする機能も搭載。

動画ソースを問わず、高品質な動画にアップコンバートする機能が揃っており、トリルミナスディスプレイとの組み合わせにより、快適な動画視聴が楽しめます。

4K HDR動画・960fpsスーパースロー対応Motion Eyeカメラ

スマートフォンで世界初となる4K HDR動画の撮影や960fpsのスーパースローモーション動画の撮影にも対応。
動画撮影性能は、スマホ屈指の性能を誇ると言えます。

ただ、静止画の撮影性能に関しては、他社がこぞってデュアルカメラを採用するなか、シングルカメラでの画質勝負に出ているにもかかわらず、シングルカメラでもXperia XZ2ならここまでキレイに撮れます。という一押しが無いのが残念。
もっとアピールして欲しいですね、自信があるなら。

アウトカメラのハード性能でいうと、AQUOS R2・P20 Proに負けている感が否めません。
他2機種が光学式と電子式の手ブレ補正を採用しているにもかかわらず、同価格帯のXperia XZ2は光学式手ブレ補正機構非搭載。

実際に撮り比べをした訳ではないので、画質どうこうに関しては語れませんが、スペック的に見るとライバル機種に完敗といった印象。

ディスプレイフラッシュ搭載インカメラ

インカメラでのセルフィー撮影時に、ディスプレイを仮想フラッシュのように使うディスプレイフラッシュ機能を採用。
AQUOS R2にも採用されている機能で、夜間や暗い店内等でのセルフィー時により明るく撮影ができる補助光機能。

新開発ダイナミックバイブレーションシステム搭載

新たな機能なので、文字で説明するのが難しいですが、動画視聴時やゲームプレイ時に動画やゲームのアクションに合わせて本体が振動する機能。
店頭で体験してもらうのが一番わかり易いとおもいます。

個人的には、あんまりすごさを感じなかった機能の一つですが、ゲーマーの方々には良いのかも。
最近は、従来の映像と音だけだった映画に、風や水といった新たな要素を加えた4DXという映画も出てきていますが、それのような感じなのかなと思います。

インカメラで3Dデータの作成も可能

インカメラでの3Dデータ作成に対応し、自分の顔を持った3Dアバターの作成やDMM.makeを活用すれば、自分の3D顔データを使ったフィギュアの作成も可能!

Xperia限定価格が用意されていて、1,980円~8,900円で様々なタイプのフィギュアが作成可能。
ウェディングドレスから私服・仕事着など様々なコスチュームも用意されていて、好きな組み合わせで自分のフィギュアをオーダーできます。

ワイヤレス充電「Qi」+充電最適化技術採用

無線充電規格のQiにも対応し、いままでのように充電ケーブルを介さずに充電が可能。
また、Qnovo社の充電最適化技術を採用し、2年間でのバッテリー劣化を最小限に抑えることに成功しています。

オクタコアSnapdragon 845 + 4GB RAM

Qualcomm社製の最新SoC「Snapdragon 845」+4GBメモリを搭載。
動作は快適そのもの。この点のスペックに関しては、ライバル機種「AQUOS R2」と同スペックです。

従来のフラッグシップSoC「Snapdragon 835」との性能比では、CPU・GPU性能を30%向上させながら、GPUを省電力化。

P20 ProはSoCが自社開発のものを採用しておりますが、6GBメモリを搭載。
P20 Proのスペックはどちらかというと、Xperia XZ2 Premiumに近いものがあります。

オクタコアCPU「Kryo 385」

CPUはKryo 385を搭載し、最大2.8GHz駆動のCortex-A75を4コア、低電力の最大1.8GHz駆動のCortex-A55を4コア搭載した、big.LITTLE構成。
省電力を実現しながら、高性能を発揮してくれる最新CPU。

GPU「Adreno 630」

前モデルSnapdragon 835ではAdreno 540というGPUが搭載されていましたが、Snapdragon 845ではAdreno 630という最新GPUが搭載されています。
ちなみに、Snapdragon 835はAQUOS Rに搭載されているSoCですね。

グラフィックスの処理性能を30%向上させながらも、30%の省電力化に成功しており、当機で搭載されているハイスピードIGZO液晶との組み合わせで、ゲームも動画もかなり高画質・高解像で楽しめるのは、このAdreno 630の恩恵ですね。

大型指紋センサーで認証精度・速度改善

Xperiaシリーズの指紋認証センサーと言えば、本体側面に配置された電源ボタンが指紋センサーを兼ねていました。
細型で非常にスタイリッシュでしたが、認証制度がいまいちだったこと、そして、電源ボタン上に配置する必要がなかったこと、正直Xperiaの指紋認証はおまけ程度のものでした。

一つの指を複数の指として登録するなどの小技を使わないと認証がスムーズじゃないほど、使い勝手と精度はイマイチでした。
Xperia Z5を使っていた時は、それがスタンダードだと思っていましたが、HUAWEI製端末の指紋認証を使ったときの精度と認証速度に驚愕したのを今でも覚えています。

今作では、大型の指紋センサーを背面に配置し、認証精度・認証速度の向上が図られていますが、またやらかしてくれましたソニーさん。

指紋センサーの位置が絶妙に使いづらい位置に配置されています。
指紋認証後の持ち直しが必須なほど、指紋センサーのいちが本体中央に寄っており、本来であればカメラがある位置あたりにあるのが最適かと思われます。
Xperia XZ3に期待と言いたいところですが、現在流出しているXperia XZ3の画像を見る限りだと、指紋センサーが旧来の電源ボタンの位置に戻っています…。笑

ちなみに、筆者愛用のAQUOS Rも指紋認証はいまいち。生体認証の精度・速度はHUAWEIがピカイチだと思います。

ハイレゾ・バーチャルサラウンド対応

Xperia XZ2はハイレゾ対応、液晶ディスプレイ上下に配置されたステレオスピーカーはバーチャルサラウンドにも対応。

おサイフケータイ対応

キャリアケータイならではの日本人向け機能「おサイフケータイ」にも対応。
楽天Edy・nanacoモバイル・WAON・モバイルSuicaなどが使える便利機能ですね。

防水・防塵対応

IPX5/IPX8の防水性能、IP6Xの防塵性能。

ワンセグ・フルセグ対応

ワンセグ・フルセグにも対応。
アンテナは本体内蔵ではなく、別体の「USB Type-C-3.5φ変換ケーブル」がアンテナとなっていますので、テレビ視聴時にはこの変換ケーブルを接続する必要があります。

Xperia XZ2最安値はどこ?価格比較

Xperia XZ2ほしいぜ!という方向けに、端末の価格比較をして最安値を検証してみました。
Xperia XZ2はキャリア専売端末となっていますので、docomo/au/Softbank、3社の価格調査をしました。

実質負担額と2年総額、それぞれご紹介していきます!

3キャリア実質負担額比較

実質負担額 新規契約 機種変更 MNP
docomo 47,952円 47,952円 31,104円
au 95,040円 95,040円 95,040円
Softbank 59,520円 59,520円 16,320円

3キャリアの2年総額比較

5分かけ放題プランの1GB・3GB・5GB・20GBで、2年総額を比較していきます。
初期費用3,240円も加算して計算しています。
ユニバーサルサービス料(月額2~3円程度)とMNP元に支払うMNP転出手数料は無視しています。

2年総額 1GB 3GB 5GB 20GB
新規契約 docomo 178,200円 206,712円 232,632円 284,472円
au 175,512円 227,352円 253,272円 279,192円
Softbank 189,768円 設定なし 244,200円 273,360円
機種変更 docomo 174,960円 203,472円 229,392円 281,232円
au 174,432円 226,272円 252,192円 278,112円
Softbank 189,768円 設定なし 244,200円 273,360円
MNP docomo 161,352円 189,864円 215,784円 267,624円
au 175,512円 227,352円 253,272円 279,192円
Softbank 146,568円 設定なし 201,000円 230,160円

新規契約と機種変更では3社とも、契約事務手数料の金額差のみになっています。
MNPにおいては、Softbankが端末価格を最も優遇している為、Softbankの2年総額が最も安い結果に。

各キャリアの料金シミュレーションはコチラで。
docomo
au
Softbank

番外編として、auで「アップグレードプログラムEX」を契約し、25ヶ月目で機種変更した場合の2年総額も計算してみました。

2年総額 1GB 3GB 5GB 20GB
新規契約 127,992円 179,832円 205,752円 231,672円
機種変更 126,912円 178,752円 204,672円 230,592円
MNP 127,992円 179,832円 205,752円 231,672円

AUではMNPユーザーの高待遇をやめているので、新規契約でもMNPでも、2年総額に差はありません。
「アップグレードプログラムEX」は機種変更時に現在利用中の端末の回収が必須条件となっているので、docomoやSoftbankのように所有し続けたり、買い取りに出すということができない点、端末代金半額を維持するためには、2年契約が永久にループするという謎システムもネックですね。

Xperia XZ2のスペックとライバル機比較

Xperia XZ2と2018夏モデルのライバル機種を比較していきましょう。
さきに行ってしまうと、残念な結果です。笑

Xperia XZ2スペックまとめ

Xperia XZ2 スペック表
発売日 2018年5月31日
実売価格 94,608~102,720円
本体色 ・ディープグリーン
・リキッドブラック
・リキッドシルバー
・アッシュピンク
サイズ 約153×72×11.1mm
重量 約198g
OS Android 8.0 Oreo
CPU Snapdragon 845 (SDM845)
コア数 8コア(2.8GHz×4 + 1.8GHz×4)
ディスプレイ 5.7インチTFT液晶
解像度 フルHD+ (1,080 × 2,160)
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
バッテリー 3,060mAh
アウトカメラ 約1,920万画素 CMOS 裏面照射積層型
F値2.0 電子式手ブレ補正
インカメラ 約500万画素 CMOS 裏面照射型
F値2.2 電子式手ブレ補正
4K動画撮影 対応(HDR対応)
ハイスピード録画 対応(FHD960fps)
下り通信速度 988Mbps
上り通信速度 75Mbps
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth® Ver5.0
おサイフケータイ 対応
ハイレゾ 対応
ワンセグ/フルセグ 対応
防水 IPX5/IPX8
防塵 IP6X

AQUOS R2との比較

AQUOS R2とスペック比較すると、まぁボロ負けですね。
カメラやディスプレイはスペック比較ではわからない画像処理エンジンの性能差や好みの問題もありますので、一概にXperia XZ2がダメという訳ではありませんが、好評されているスペックだけで比較してしまうと、圧倒的にボロ負け。

次回作の新型Xperia XZ3に期待ですね。2018年夏モデルなら、AQUOS R2やP20 Proの方が満足度は高そうです。

比較 Xperia XZ2 AQUOS R2
サイズ 約153×72×11.1㎜ 約156×74×9mm
重量 約198g 181g
OS Android™ 8.0 Oreo Android™ 8.0 Oreo
CPU Snapdragon 845 Snapdragon 845
コア数 8コア 8コア
ディスプレイ 5.7インチ
トリルミナスディスプレイ
6.0インチIGZO
倍速100Hz駆動対応
解像度 FULL HD+
(1,080×2,160)
WQHD+
(1,440×3,040)
+メモリ 4GB 4GB
ストレージ 64GB 64GB
バッテリー 3,060mAh 3,130mAh
アウトカメラ 約1,920万画素 CMOS 裏面照射積層型
F値2.0 電子式手ブレ補正
【静止画専用カメラ】
約2,260万画素 CMOS 裏面照射積層型
F値1.9 光学式・電子式手ブレ補正【動画専用カメラ】
約1,630万画素 CMOS 裏面照射積層型
F値2.4 超広角135度 電子式手ブレ補正
インカメラ 約500万画素 CMOS 裏面照射型
F値2.2 電子式手ブレ補正
約1,630万画素 CMOS 裏面照射積層型
F値2.0 広角90度 電子式手ブレ補正
4K動画撮影 対応(HDR 対応
ハイスピード録画 対応(FHD 960fps 対応(FHD 120fps)
下り通信速度 988Mbps 988Mbps
上り通信速度 75Mbps 75Mbps
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth® Ver5.0 Bluetooth® Ver5.0
おサイフケータイ 対応 対応
ハイレゾ 対応 対応
ワンセグ/フルセグ 対応 対応
防水 IPX5/IPX8 IPX5/IPX8
防塵 IP6X IP6X

Galaxy S9との比較

Galaxy S9との比較においても、Xperia XZ2が優勢なのは、4K動画撮影時のHDR対応している点ぐらい。
その他の点に関しては、スペック面でほぼ完敗。
なぜ、今回ソニーがこんなにもやる気がないのか不思議なくらいですね。笑

比較 Xperia XZ2 Galaxy S9
サイズ 約153×72×11.1mm 約148×69×8.8mm
重量 約198g 約161g
OS Android™ 8.0 Oreo Android™ 8.0 Oreo
CPU Snapdragon 845 Snapdragon 845
コア数 8コア 8コア
ディスプレイ 5.7インチ
トリルミナスディスプレイ
5.8インチ 有機EL
Super AMOLED
解像度 FULL HD+
(1,080×2,160)
Quad HD+
(1,440×2,960)
+メモリ 4GB 4GB
ストレージ 64GB 64GB
バッテリー 3,060mAh 3,000mAh
アウトカメラ 約1,920万画素 CMOS 裏面照射積層型
F値2.0 電子式手ブレ補正
約1,220万画素 裏面照射型CMOS
F値1.5-2.4  光学式・電子式手ブレ補正
インカメラ 約500万画素 CMOS 裏面照射型
F値2.2 電子式手ブレ補正
約800万画素 裏面照射積層型CMOS
F値1.7 電子式手ブレ補正(動画のみ)
4K動画撮影 対応(HDR 対応
ハイスピード録画 対応(FHD 960fps) 対応(FHD 960fps)
下り通信速度 988Mbps 988Mbps
上り通信速度 75Mbps 75Mbps
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth® Ver5.0 Bluetooth® Ver5.0
おサイフケータイ 対応 対応
ハイレゾ 対応 対応
ワンセグ/フルセグ 対応 対応
防水 IPX5/IPX8 IPX5/IPX8
防塵 IP6X IP6X

P20 Proとの比較

P20 ProになくてXperia XZ2にあるもの、それはワンセグ・フルセグのテレビ機能。
逆に言うとそれ以外は…。

参考:P20 Pro レビュー

比較 Xperia XZ2 P20 Pro
サイズ 約153×72×11.1mm 約155×74×9.5㎜
重量 約198g 180g
OS Android™ 8.0 Oreo Android™ 8.1 Oreo
CPU Snapdragon 845 Kirin 970
コア数 8コア 8コア
ディスプレイ 5.7インチ
トリルミナスディスプレイ
6.1インチ 有機EL
解像度 FULL HD+
(1,080×2,160)
FULL HD+
1,080×2,240
+メモリ 4GB 6GB
ストレージ 64GB 128GB
バッテリー 3,060mAh 3,900mAh
アウトカメラ 約1,920万画素 CMOS 裏面照射積層型
F値2.0 電子式手ブレ補正
【カラー】
4,000万画素 裏面照射型CMOS
F値1.8 光学式・電子式手ブレ補正

【モノクロ】
約2,000万画素 裏面照射型CMOS
F値1.6 光学式・電子式手ブレ補正

【望遠】
約800万画素 裏面照射型CMOS
F値2.4 光学式・電子式手ブレ補正

インカメラ 約500万画素 CMOS 裏面照射型
F値2.2 電子式手ブレ補正
約2,400万画素 裏面照射型CMOS
F値2.0 電子式手ブレ補正
4K動画撮影 対応(HDR 対応
ハイスピード録画 対応(FHD 960fps) 対応(FHD 960fps)
下り通信速度 988Mbps 988Mbps
上り通信速度 75Mbps 75Mbps
Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth® Ver5.0 Bluetooth® Ver4.2
おサイフケータイ 対応 対応
ハイレゾ 対応 対応
ワンセグ/フルセグ 対応 非対応
防水 IPX5/IPX8 IPX7
防塵 IP6X IP6X

スペック面ではボロ負けだけど

Xperia XZ2のスペック面では、他社のライバル機種比較でボロ負けしています。

大きく2つ上げるなら、ディスプレイとカメラ。
Xperia XZ2では、TFT液晶とシングルカメラという構成で、SHARP・Samsung・Huaweiのフラッグシップモデルと比較すると、素人目には明らかに劣る装備です。

しかし、本当にTFT液晶が有機ELに劣るのか?シングルカメラがデュアルカメラに劣るのか?というのは難しい問題で、レンズが複数あるから必ずしも高画質な写真が撮影できる訳でもなく、デジタルカメラにおいてはイメージセンサーや画像処理エンジンが画質に大きく影響を与えます。

ソニーの開発者さん的には、他社モデル比で負けない画質を実現しながら、製造コスト等を踏まえて検討した上であえてシングルカメラを搭載し、あえてTFT液晶を搭載しているはず。
なので、メーカーサイドから積極的に、Xperia XZ2の優位性をもっとアピールしてほしい。
いまのところ、硬派不器用で他社にシェアを明け渡している残念な構図でしかないですね。

そうは書いている僕も、ここまで素人目にわかるスペック比較でここまで差が出てしまうと、やっぱりAQUOS R2やP20 Proを選びますもん。笑

新型Xperia XZ3はいつ発売?スペックは?

スペック比較ではボロ負けの結果を残したXperia XZ2ですが、ここはスルーして次作「Xperia XZ3」に期待をかけるしかありません。
ただ、上記でもご紹介したとおり、明確に液晶ディスプレイよりも有機ELが優れているかと言われれば疑問ですし、シングルカメラよりもデュアルカメラ・トリプルカメラが良いかと言えば、それも疑問が残るという点だけはご理解ください。

新型Xperia XZ3では有機ELディスプレイを搭載し、本体の厚さが薄くなる。というところまでは未確定情報としてリークされています。

ただ、本体の厚みが薄くなるとは言え、Xperia XZ2が他社スマホ比で分厚いだけであって、他社製ライバル機と足並みが揃う程度の進歩にとどまりそうです。

有機ELディスプレイを搭載するということで、今回のXperia XZ2が不振となるであろう2大要素の一つは解消されそうです。
あとは、もう一点のネックである、カメラ性能がどこまで進化を遂げるのかに掛かってくると思います。

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