みなさま、こんばんは。
SIM男でございます。
楽天モバイルが先月末から、1回5分の通話し放題サービスを開始しました。
少し今更ながらですが、個人的にビッグニュースだったので、共有を。
楽天モバイル「5分かけ放題オプション」
楽天モバイルが1回5分のかけ放題オプションを1月28日に開始しました。
このサービスは、月額850円で1回5分までの通話がかけ放題になるサービスです。
docomoの「カケホーダイライトプラン」やAUの「スーパーカケホ」・Softbankの「スマ放題ライト」と同様のサービスです。
MVNOのかけ放題として、音声通話回線を利用したかけ放題サービスは初ですので、楽天グループのフュージョンコミュニケーションズの強みを活かしたサービスなのでしょうか。
しかし、MVNOの通話定額サービスは、NifMoに先を越されています。
番号通知問題。非通知じゃ使いづらい
NifMoの通話定額サービスである「NifMoでんわ」は、電話回線を使用していない、IP電話となっています。
こちらのデメリットは、GoogleハングアウトやLINE CALLなどと同様、非通知発信になる点が非常に大きなデメリットです。
ただ、NifMoでんわの場合、ある程度、番号通知ができるようですが、海外のネットワーク回線を利用している為、通知されないケースがかなり多いようです。
(NifMoでんわのレビューブログをいくつか拝見しました。)
そもそも、IP電話で番号通知が少しでも出来るようになったこと自体、個人的には賞賛に値すると思うのですが、まだまだ実用レベルで考えると使いづらいですね。
この番号通知されないという問題を解消する為に、相手が出なかった場合に、自動でSMSを送信するという機能があるようですが、まだまだ使い勝手としては、良くないのかなという印象を受けます。
5分かけ放題オプションは番号通知対応!
なぜ、楽天モバイルの5分かけ放題オプションが、個人的にビッグニュースだと感じたかというと、このサービスの場合、番号通知が可能な為、キャリアの通話定額と何ら変わらないということです。
つまり、楽天モバイルの5分かけ放題オプションは、電話回線を使用している為、通常の発信と何ら変わらずに利用できます。
当然、番号通知も可能ですし、通話品質や遅延等も電話回線品質。
4年ほど前に、某IP電話サービスを使って、遅延がひどかった記憶が強く、未だに、IP電話にはあまり積極的にはなれません。
ということで、色々と考えていくと、
巡り巡って、Y!mobileの新たな競合になりそうな楽天モバイル。
そこで、Y!mobileと比較してみましょう。
楽天モバイルとY!mobileの比較
一番の人気プランであろう3GBプランで比較してみたいと思います。
Y!mobileとの比較ですので、楽天モバイルのプランには、5分かけ放題オプションを追加した際の料金で比較しています。
楽天モバイル | Y!mobile | |
---|---|---|
月額 | 2,450円 | 3,980円 |
無料通話時間/1回 | 5分 | 10分 |
無料通話回数/月 | 無制限 | 300回 |
通話完全定額 | なし | 月1,000円 |
最低利用期間 | 12ヶ月 | 24ヶ月 |
Y!mobileの3,980円というのは、2年契約をした場合の料金ですので、2年契約なしだと、6,480円になります。
また、楽天モバイルには、5分かけ放題のオプションはあっても、通話完全定額のサービスはありません。
Y!mobileの場合、別途月額1,000円で完全通話定額になります。
1回あたりの通話時間で見ると、Y!mobileの方が優秀ですが、一月あたりの無料通話の回数では、楽天モバイルの方が優秀です。
これは、一概にはどちらが良いと言えませんね。
どちらもバランスが良く、使いやすいサービスかと思いますので、ご自身のご利用に最適な方を選択すると良いかと思います。
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