みなさま、こんばんは。
SIM男でございます。
以前の記事、Y!mobile契約!で書いた通り、P8 liteを購入しましたので、レビューしていきたいと思います。
Huawei(ファーウェイ)について
年末の土砂崩れが記憶に新しい、中国は深センに本拠地を置く通信機器メーカーです。
中国ブランドというと非常に抵抗がありますが、Emobileがあった時代から、モバイルルーターやSoftbankのPhotovision・Wimax等で採用されているのがファーウェイ製のデバイスです。
日本国内では、スマホよりもルーターが広く使われておりましたので、馴染みのない方も多いかもしれません。
昨今では、ファーウェイ製のSIMフリースマホが、MVNOでセット販売されていることが非常に多いです。
ファーウェイの代表的なSIMフリースマホ
・P8lite
・P8max
・honor6 Plus
・Ascend G6
・Ascend P7
・Ascend G620S
・Ascend Mate7
・MediaPad T1
P8 lite レビュー
Huaweiの梱包ですが、写真失敗しました。
なんだか明るすぎて、よくわからないですが…。

蓋を開けた所。
こういう梱包も中々珍しいですね。

今回は、P8 liteのブラックを購入しました。
カラーバリエーションは、
・ゴールド
・ホワイト
・ブラック
の3色となっています。

付属の書類達。

日本専用モデルのようで、説明書から保証書まで、多言語対応ではなく、すべて日本語のみでした。
その他の付属品がコチラ。

・Micro USBケーブル
・充電器
・SIMピン
・イヤホンマイク
本体外観の詳細レビュー
ガラスフィルム貼ってしまった後の写真なので、液晶部ちょっと出っ張ってしまってますが、お気にせず…。
到着時の状態ではありません。
下部には、Micro USB端子の両サイドに、マイクとスピーカー。
左がスピーカー、右がマイクになっています。

本体左側面には何もなし。

本体右側面には、画像左側(本体下部側)から
・2つのSIMトレー
・電源ボタン
・音量ボタン
が配置されています。

本体上部には、
マイクとイヤホンジャック。

SIMサイズ選びの注意点
デュアルSIM対応のP8 liteですが、
SIMサイズ選びには注意が必要です。
このP8 lite、
・Micro SIMトレー1つ
・nano SIMトレー1つ(Micro SDと共用トレー)
この2つのSIMトレーが装備されています。
このうちのnano SIMトレーは、
Micro SDと共用のトレーとなっており、どちらか一方しか使えません。
つまり、
nano SIMを挿すなら、Micro SDは利用不可。
Micro SDを挿すなら、nano SIMは利用不可。
「デュアルSIMは使わないけど、Micro SDは入れたい」
という方の場合、必然的にMicro SIMを選択する必要がありますし。
デュアルSIMで使いたい場合は、
nano SIMとMicro SIMの組み合わせで用意する必要があります。
デュアルSIM対応!使い方と設定方法
P8 liteは、デュアルSIM対応です。

設定画面にも、「デュアルカード管理」という項目があり、そちらから詳細の設定が可能です。
下の写真がデュアルカード管理の画面。
(1枚しか挿してない状態ですが…。)
・デフォルトの通話・SMSをどちらのSIMカードにするか。
・デフォルトのデータ通信をどちらのSIMカードにするか。
これらをそれぞれ別個のSIMカードに設定することも可能です。

SIM2枚挿し=Micro SD利用不可
SIMスロットが2つありますが、片方はMicro SDと併用のスロットなので、SIMを2枚挿して使う場合、Micro SDは利用不可となります。

Xperia Z3・TONEとのサイズ・質感比較
左から、P8 lite・Xperia Z3・TONEという並びです。
右に行くにつれ、筐体サイズ・液晶サイズともに、一回りずつ大きくなっていきます。

本体前面に関しては、液晶のサイズ感の違い程度なので、大差はないですが、本体背面は、それぞれ質感が違うので、印象は大きく異なります。

背面の材質は、
P8 lite:プラスチック(ヘアライン仕上げ)
Xperia Z3:ガラス
TONE:プラスチック(つや消し)
個人的な感想にはなりますが、
高級感・質感の良さは、
Xperia Z3 → P8 lite → TONE
の順番と思っています。
端末価格を考慮すると、
P8 liteとTONE(m15)がほぼ同等ですので、
P8 liteに軍配が挙がります。
重量比較
すべて液晶保護フィルムを貼っている状態での実測値となります。
P8 lite:140g
Xperia Z3:170g
TONE(m15):169g
P8 liteは、手に持った感じも非常に軽く、
プラ製筐体がそれに貢献しており、
実用性という観点で見れば、嬉しい軽さです。
逆に、人によっては、
そのプラ製筐体がチャチさを感じさせる要因にもなりそうです。
オクタコア=ハイスペックは勘違い?
かく言う私も、オクタコア=ハイスペック、高性能、すばらしい
というステレオタイプ的イメージを抱いていたのですが、どうもそうではないようでした。
以前、Ascend Mate7の記事でも書きましたが、Mate7と同様、どちらかというとミドルスペックで省電力重視という意味合いでのオクタコアという特色のようです。
今回、手持ちのXperia Z3と「Geekbench 3」というCPU性能のベンチマークに特化したアプリを使用して、検証してみました。
P8 lite VS Xperia Z3
まず、それぞれのスペックを比較してみたいと思います。
動作周波数Kirin 620(1.2GHz)Snapdragon 801(2.5GHz)コア数8コア(オクタコア)4コア(クアッドコア)Multi-Core Scoreは、Xperia Z3と同等ですね。
P8 lite | Xperia Z3 | |
---|---|---|
発売日 | 2015年6月29日 | 2014年10月23日 |
実勢価格(Amazon) | 26,980円 | 62,000円 |
搭載CPU | Kirin 620 | Snapdragon 801 |
動作周波数 | 1.2GHz | 2.5GHz |
コア数 | 8コア(オクタコア) | 4コア(クアッドコア) |
価格に関しては、新品白ロム市場において、現在では玉数が少なくなってしまったXperia Z3不利な結果になってしまいました。笑
なにせ3モデル前なので…。
ベンチマーク結果の比較
なんと、Multi-Core Scoreが、ほぼ一緒でした。
そもそもコア数が違うので、Single-Core Scoreは、半分ですね。

Multi-Core Scoreがほぼ同等の他機種としては、
・Samsung Galaxy S5
・Amazon Kindle Fire HDX7
など。

Xperia Z3より、低いスコアが出る想定だったのですが、CPU性能だけを見ると、ほぼ同等というスコアがでました。
P8liteの最安値比較
P8 liteは、SIMフリースマホなので、特段、MVNOでセット購入しなきゃいけない訳でもありません。
Amazon等で購入した場合でも、中身は全く一緒です。
APN設定がされているかどうかという点が違いますが、国内正規のP8 liteの場合、日本国内のMVNO各社のAPN設定がプリセットされていますので、設定画面からご自身が契約したMVNOを選択するだけで、設定完了です。
ということで、インターネットで購入できるP8 liteの最安値を比較してみたいと思います。
2月5日時点の価格データになります。
・Amazon最安値:27,690円
・楽天市場最安値:26,979円
当然、一括払いのみとなりますので、
分割購入が良いという方は、MVNOで購入するしかありません。
P8 liteを取り扱うMVNOと価格比較
今回、ご紹介するP8liteも多くのMVNOでセット販売されています。
下記にまとめてみました。
・楽天モバイル(税込30,888円)
・DMMモバイル(税込30,888円)
・IIJmio(税込30,888円)
端末価格に関しては、MVNOごとに若干違ったりするのですが、P8 liteに関しては、各社共通の税抜き28,600円でした。
各社とも、税込み価格で比較すると、
Amazonや楽天で購入するより、4,000円前後高くなりますので、一括購入で良い方は、端末はAmazonや楽天で調達し、MVNOではSIMのみ契約するのが一番おトクになります。
LUMIERE 503HWとP8 liteの違い
Y!mobileストアでは、Huawei P8 liteがLUMIERE 503HWという名称で販売されています。
LUMIERE 503HWの価格ですが、38,880円。
MVNO等で販売されているものより8,000円ほど高いですね。
で、何が違うかというと、
LUMIERE 503HWは、
・Y!mobile関連のプリインストールアプリが入っている。
・SIMロックがかかっている。
・本体裏面に、Huaweiのロゴがない。
そして、一番の大きな違いは、
・Y!mobileショップでサポートを受けられる。
という点だと思います。
そもそもSIMフリー版なら、2万円台後半とスマホとしては、安い価格帯のものなので、故障したら買い換えると割り切れる方であれば、断然Huawei P8 liteの方が良いでしょう。
操作方法や故障時の代替機の貸出など、SIMフリースマホには無い、対面のサポートが受けられるという点に魅力を感じる方は、LUMIEREが良いと思います。
(MVNOによっては店頭サポートは受けられますが、店舗自体がとても少ないです。)
ただし、店頭サポートを受けるというのは、当然、Y!mobile契約がある前提でのお話になりますので、Y!mobileを契約しましょう。
店頭サポートなんていらない!代替機なんていらない!という方は、P8 lite+格安SIMの組み合わせでどうでしょうか。
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