みなさん、おはようございます。
SIM男でございます。
先日、我が家に到着したDMMモバイルのデータ通信SIMの速度測定を行いました。
他社の格安SIMの速度測定結果と比較していきたいと思います。
DMMモバイル SIMの到着レビューはこちらの記事で。
DMMモバイルの格安SIMをレビュー!
今日も測定地は、前回の305ZT速度テストと同じ、
神奈川県横浜市のデニーズ某店にて。
305ZTの通信速度測定の記事でも、
各社格安SIMとの速度比較を行いましたので、
DMMモバイル SIM以外に関しては、前回結果も併記しております。
また、速度測定の結果は、全て5回ずつ行い、
最も通信速度が早かったものを掲載しています。
今回比較した、格安SIMとモバイルルーター
1.DMMモバイル
2.BIC SIM
3.BIGLOBE LTE SIM
4.mobile 4G+
DMM SIMの速度測定結果
測定値:神奈川県横浜市 デニーズ某店
回線:NTT docomo
プロバイダー:DMMモバイル
使用端末:Aterm MR03LN
通信速度:3.21Mbps(400.9KB/sec)

BIC SIMの速度測定結果
測定値:神奈川県横浜市 デニーズ某店
回線:NTT docomo
プロバイダー:BIC SIM(IIJmio)
使用端末:Aterm MR03LN
通信速度:2.74Mbps(342.01KB/sec)
前回結果:3.17Mbps(396.61KB/sec)

BIGLOBE SIMの速度測定結果
測定値:神奈川県横浜市 デニーズ某店
回線:NTT docomo
プロバイダー:BIGLOBE SIM
使用端末:Aterm MR03LN
通信速度:1.07Mbps(133.32KB/sec)
前回結果:507.89Kbps(63.24KB/sec)

Pocket Wifi 305ZTの速度測定結果
測定値:神奈川県横浜市 デニーズ某店
回線:Y!mobile mobile4G+
プロバイダー:GMOとくとくBB
使用端末:Pocket Wifi 305ZT
通信速度:27.64Mbps(3.46MB/sec)
前回結果:28.32Mbps(3.54MB/sec)

通信速度ランキング
1位:3.21Mbps DMM SIM
2位:2.74Mbps BIC SIM
3位:507.89Kbps BIGLOBE SIM
毎回、各社の格安SIMと比較して、BIGLOBEが遅いという、
結果がでます。
なぜ、MVNOによって速度が違うのかということについて、
少し調べてみました。(詳しくは当記事の後半で。)
スマートフォンで使う為に、
格安SIMを検討される方が多いようですので、
モバイルルーターの305ZTは一応番外編としました。
通信速度は圧倒的に早いので、
モバイルルーター用に格安SIMを検討されているのであれば、
Pocket WiFi 305ZTはオススメと言えます。
当サイトでも305ZTのレビューをしていますので、
こちらの記事を参考にして頂ければと思います。
LTE接続・3G接続の謎。
前回の速度比較の記事での測定の際には、
同じ場所の同じ時間帯にも関わらず、
BIC SIMがLTE接続、BIGLOBE SIMが3G接続という、
謎の状況がおきました。
今回は、前回と測定場所も同じですが、
BIC SIMも3G接続となっていました。
なんなんでしょう、これ。
ということで、今回の速度結果は、
3社とも全て3G接続での結果です。
MVNOによって、LTE接続だったり、
3G接続だったりが変わるということは無いみたい。
MVNOによって、通信速度が違う訳
同じdocomo回線にも関わらず、
MVNOによって、通信速度が遅かったり早かったりする。
というのは、当記事の速度測定結果を見て頂ければ、
分かる通りだと思います。
なぜ、こんなことが起きるのか。これを調べてみました。
キーワードは、「割当通信帯域」と「契約者数」。
MVNOは、回線事業者に回線使用料を支払って、
自ら選択した通信帯域(通信容量)の利用権を得ます。
そして、MVNOは、自ら獲得した利用者に対して、
月額利用料を徴収することでビジネスが成り立っています。
契約者がとても快適に通信できるようにするためには、
総通信帯域と比較して余裕のある帯域を回線事業者から借用する必要があります。
これをビジネスとして考えると、当然ですが、
契約者が快適に利用できるであろう通信帯域分のみを
レンタルする方が費用を抑えられるため、
各MVNOは、回線事業者から借用する通信帯域を適宜調整します。
しかし、契約者が急増したり、データ通信量が急増する。
といったような事態が起きてしまうと、
借用する帯域の変更が追いつかず、
各利用者の通信速度が、抑えられる事態となるそう。
例えばですが、
10人が10Mbpsで同時に通信出来る帯域に対して、
急に1000人が利用するようになると、
各利用者は、10Mbpsなんて全然出ないことになる。
ということだそうです。
なんとも難しいですね。笑
総括すると、
各MVNOの方針による。ということになるのかな。
利用者の通信速度などは、
各MVNOで全て把握しているはずですし、
回線事業者から借用している帯域と、
契約者が利用している帯域は、見合っているか?
という判断は、各MVNOの方針によりけりになると思います。
利用者から不満が出だした時点で、
借用帯域を増やすのか、増やさないのか。
格安SIM契約前に、これを判断するのは難しいですよね。
どうしたもんか。
コメントを残す