赤SIMとピンクSIMの違いとSIM下駄利用時の注意点

ドコモUIMカード比較
本記事の内容は2015年2月8日時点の情報です。
6月27日(金)の最新情報は各社公式サイトをご参照ください。

みなさん、こんばんは!
SIM男でございますー。

今日は、MVNOによって違う、
docomoのSIMカードの色による違いを解説していきます。

赤SIMとピンクSIMの違いを理解する為に

docomoの赤SIMとピンクSIMの違いを説明する上で、
30秒だけお時間を頂き、
皆さんご存知のFeliCaやおサイフケータイの規格について説明させてください。

日本では、Felicaを採用したサービスが一番知名度が高いです。
docomoユーザーさんだと、おサイフケータイという名称の方が馴染みがあるかも。

Edy・nanaco・Waon・Suicaといった、
誰もが利用したことのある”かざすだけ”でいいやつ。

これらも全部SONYのFeliCaという規格を利用したサービスです。

しかし、欧米諸国では、FeliCaという規格は、
ほとんど使われておらず、Mifareと言う規格が採用されています。
(読み方は、ミファーレじゃなくて、マイフェア)

通信速度・容量等のスペックは、FeliCaの方が高く、
日本の通勤ラッシュ時の改札じゃ、Mifareは役不足であり、
逆に、海外では、FeliCaは過剰性能で高コストという判断になってしまうそう。

現在、日本でMifareを採用しているのは、
JTのTASPOしか知りません。

FeliCaとNFCの国際規格

規格の話になってしまいますが、
NFC(近距離無線通信)と言う大きな枠組みがあり、
その中に、下記のような規格達が存在します。

・FeliCa(Suica・Edy・その他多数)
・ISO/IEC 14443 TypeA(Mifare)
・ISO/IEC 14443 TypeB(住基カードや免許証やパスポート)
・ISO/IEC 15693(小売業の商品管理等)

これを踏まえた上で、
赤SIMとピンクSIMの違いになりますが、

赤SIMとピンクSIMの違い!

違いを挙げると、
赤SIM:FeliCa対応
ピンクSIM:FeliCa・Type A/B方式に対応

ですので、海外で幅広く採用されているMifareや
免許証や住基カードに採用されているISO/IEC 14443 TypeBまでを
カバーしたのが、ピンクSIM。

逆に、FeliCaのみにしか対応していないのが、赤SIM。

ということになります。

基本的に、Type A/B方式なんて、
使うシーンはない方が大半かと思います。

私も、そんな一人なので、
SIMが赤だろうと、ピンクだろうと、
どっちでも良い。というのが結論。笑

AU・ソフトバンクのiPhoneでdocomo系MVNOを使う人は必読

上で説明した通り、
おサイフケータイの機能に若干の違いがあるのですが、
基本的に、日本で使う事がメインの格安SIMユーザーには、
ほとんど関係ないです。

しかし、別の点で、SIMの色が大きく影響する人達がいます。

AU・ソフトバンクのiPhoneで、
docomo系MVNOの格安SIMを使う人。

これらの人は、SIM下駄を使っても認識しない場合があるので、
赤SIM推奨と言われてきました

AUユーザーにとっては、
mineo(マイネオ)も大きな選択肢の一つかと思いますが、
iOS8以降では通信不可能という訳の分からない仕様のため、

それらの方々の選択肢としては、
「SIM下駄 + docomo系MVNOの格安SIM」
ということになりますよね。

現在は、SIM下駄で行けるケースが多い。

現在では、通称SIM下駄こと、
SIMロック解除アダプターの利用で、
ピンクSIMで行けるという実証報告が多数ありますので、
次回、これも記事にまとめたいと思います。

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