みなさま、こんばんは。
SIM男でございます。
Wi-Fi子機で無線LANの通信速度に変化があるのか?
安いUSB無線LANアダプターでも、高い無線LANアダプターでも同じじゃないの?
という疑問が浮かんだので、検証してみました。
1週間ほど前に速度測定だけして、1週間越しに記事作成完了となりました。笑
そして、嬉しい悲鳴を挙げる、想定外の結果が。
今回用意した無線LANアダプター
今回の検証では、高級無線LANアダプターと激安無線LANアダプターの二種類の子機を用意しています。
今回は、契約したばかりの物件での検証となりますので、
光回線が開通して以来、初めての速度計測です。
なので、色々と楽しみ!
今回用意したのは、こちらの2つです。
激安子機:BUFFALO WLI-UC-GNME
高級子機:ASUS PCE-AC68
それぞれ、少しご紹介しておきます。
BUFFALO WLI-UC-GNME
こちら、コンパクトサイズの無線子機で、
USBの無線子機と言えば、
みなさん想像するアレです。
そして、Amazonの無線LAN子機、
売れ筋ランキング1位の商品。
ノートPCに挿しても邪魔じゃないサイズが嬉しいですよね。
なにより、価格がビックリするほど安いのが嬉しい点。
規格値の最大速度は、11n接続で150Mbps。
ASUS PCE-AC68
初めてこんな高い無線LAN子機買いましたよ。
しかし、評価は高い!
「折角こんな高いの買ったんだから、比較してみよう。」
というのが今回のきっかけです。
値段もアンテナのゴツさも、一般のUSB接続タイプの無線子機の比ではありません。
こちらは、PCI Express接続となっています。
規格値の最大速度は、11ac接続で1300Mbps、
そして、3アンテナ搭載と、
ホームユースの無線LAN子機では、トップクラスのスペックと思われます。
ASUS PCE-AC68もレビュー書こうと思っていたのですが、
今回の検証が何よりのレビューになると思いましたので省きます。
数字を見てもらった方が早いと思いますので。
ただ、激安無線LAN子機でも、
十分、実用に耐えうる速度が出ますし、
ここまでの金額を出すかどうかは、
もう趣味の領域だと思っています。笑
実効速度の点でいうと、
激安子機でも、動画視聴やWebサイト閲覧程度のように、普通に使う分には十分では無いでしょうか…。
通信安定性に関しては、周辺エリアの無線環境による干渉等で、随分変わるかと思いましたので、やっておりません。
はい、正直に申し上げます。
安定性の比較・検証の方法がわからなかったので、出来ませんでした。ということです。笑
無線LAN子機で速度は変わるか?いざ比較!
ということで、早速比較していきたいと思います。
まず、今回の環境をさらりと。
回線:BBエキサイト(エキサイト光) 200Mbps契約
ルーター:NEC Aterm WG1800HP2
PCとルーターの位置関係は、直線距離6~7Mほど。
ルーターは戸棚のような所にしまってあるので、
障害物は、戸棚の3cm厚の木製扉に加え、テーブル・椅子等があります。
そして、いざ実践。
BUFFALO WLI-UC-GNMEの速度レビュー
まずは、格安無線LANアダプター、
BUFFALO WLI-UC-GNMEの速度から。
こちらの機種、11ac非対応です。
IEEE802.11b/g/nのみ。

11n接続:42.32Mbps
十分じゃないですか。
普通にインターネットや動画視聴するにしても、
なんら不自由ないですし、不満もない速度です。
なるほど。
つづいて、高級無線LANアダプター、
ASUS PCE-AC68。
ASUS PCE-AC68の速度レビュー
そして、こちらがASUSのPCE-AC68。

11ac接続:372.91Mbps
11ac早いですねー。
そんなことより、ここで衝撃の事実が発覚。
詳細は、電波強度の比較の後で。
電波強度も2段階違う
そして、2つの無線子機を接続して気づいたのが、
電波強度も違いました。
壁等の主たる障害物が無いにも関わらず、
2段階違う結果となりました。
アンテナの大きさが断然違うので、
当然と言えば、当然なのですが…。

「aterm-3…-g」「aterm-3…-a」
というのが、我が家のAtermさんの電波。
画像上部の「ワイヤレスネットワーク接続3」が、BUFFALO。
画像下部の「ワイヤレスネットワーク接続2」が、ASUS。
電波強度が2本分違います。
そして、お隣さんかどこかの「5435…」というのは、1本違います。
間に壁があると、なおさら結果が変わってきそうなので、
電波の受信感度に関しては、PCE-AC68に大きく軍配が上がりそうです。
ということで、今回は、
・BUFFALO WLI-UC-GNME
・ASUS PCE-AC68
この2つの比較レビューでした。
まとめると、
・電波の受信強度は結構違う。
・格安子機でも、速度は実用レベル。
・金額差を考えると高級子機は趣味の領域かな?
・ただ、電波強度でお悩みなら、試してみても良いかも。
というところでしょうか。
価格が価格なので、慎重にご検討ください。
あと、中盤で書きました、驚愕の事態について。
契約プラン以上の速度が出るBBエキサイト
今回の検証で、嬉しい驚きを発見しました。
契約プランである200Mbpsを超える速度を叩き出しました。笑
・月額の安さ
・初期費用の安さ
・契約縛りが無い
という3点から、BBエキサイトを契約しています。
キャッシュバックは、So-net光がダントツで魅力的ですが、
契約期間の縛りと違約金の高さから、
賃貸物件ということもあり、縛りの無いBBエキサイトに。
(いつまで借りるか分からないですしね…。)
200Mbpsプランを契約
契約時、オペレーターの方から、
「1Gbpsプラン・200Mbpsプラン・100bpsプランがあり、料金は一切変わりません。どちらになさいますか?」
ということだったのですが、
やはりみなさん、値段が変わらないならということで、1Gbpsプランを選ぶとのことまで教えて頂き、混雑時間帯の低下が他のプランよりも酷いかもしれない。とのこと。
じゃあ、ということで、
200Mbpsプランで契約。
ちなみに各プランで、工事費・契約手数料等の初期費用も月額料金も一切変わらないそうです。
BBエキサイトの速度
そこで思い出してください。
さきほどの実測値。
BBエキサイト光の200Mbpsプランで、
372Mbps出るという事態。

どういうこっちゃ!
これは嬉しい誤算。
BBエキサイトは速度が遅いとの口コミ多数
しかし、ネットで口コミを検索すると、
「BBエキサイト遅い。」
などの口コミも多数。
Googleで、「BBエキサイト光 」と入力すれば、
「BBエキサイト光 遅い」というサジェストが出てくるほど。
みなさん、1Gbpsプランなのでしょうか。
気になる…。
私のエリアでは、200Mbpsプラン、激速です。
フレッツ光は、ギガとハイスピードと違う設備を使っていて、みんなギガを申し込んでいるので
実は、ハイスピードの方が早いんです。
(西日本も同様です)