Android Oneレビュー総まとめ│2018モデルのスペック比較と2年総額

本記事の内容は2017年12月15日時点の情報です。
6月27日(金)の最新情報は各社公式サイトをご参照ください。

Android One 最新2018年モデルのレビューとスペック比較!

Android Oneとは?

Android OneとはGoogleが提供するSIMフリースマホのブランド。
元々が新興国市場向けのローエンド・ミドルエンド端末がコンセプトなので、ハイスペック端末を求める方向けではありません。

低価格でありながら、実用に耐えうるハードウェアスペックを備えつつ、価格を抑えたのが特徴。

日本での販売は、Y!mobile限定となっています。

OSアップデート保証つき

最大の特徴としては、端末の発売日から最長2年間のOSアップデート補償がつく点。
端末価格が抑えられているにもかかわらず、OSアップデート保証の安心感がつくということで新興国市場において人気が高まっているようです。

セキュリティアップデートは3年保証

セキュリティ関連のアップデートは、発売から3年間行われるのも安心ポイントのひとつ。
OSアップデート保証とセキュリティアップデート保証、この2つがAndroid One最大の特徴です。

つまり、最低でも発売から3年間は安心して使えますよー。というのがAndroid Oneのコンセプトともいえるでしょう。

日本はG7(先進7カ国)で唯一買える国!

Android Oneは、Googleブランドではありますが、端末の開発自体は各国のスマホベンダーとGoogleが共同開発している為、端末の開発すべてをGoogleが担っている訳ではありません。

現在、21カ国で「Android One」ブランドが展開していますが、各国向けの端末を開発している為、各国で販売されている端末はほぼすべて違う端末となっています。

また、G7(先進7か国)の中で、Android Oneブランドが展開されるのは日本が初めて!

日本仕様のスペックは別格

Android Oneのプロジェクトスタート時は、インドからの展開でした。
キャッチーだったのが、1万円で買えるGoogle製スマホという触れ込み。

元々が新興国市場向けの廉価モデルというのがAndroid Oneの大きなコンセプトなのですが、日本仕様においては、そのコンセプトからハズレてると言っても間違いではないと思います。

4G対応はもちろん、オクタコアCPU搭載、端末によっては4K動画撮影対応まで、もはやエントリーモデルのラインナップはありません。

また、日本向けにきちんとローカライズしていきているなと思ったのが、おサイフケータイに対応している点です。(Xシリーズのみ)

Android One 2018年モデルのレビュー

2018年モデルのAndroid One 4機種をレビューしていきます。

Android Oneの2018年モデルは下記4機種です。
日本向けのAndroid One端末のベンダーは、HTC、京セラ、SHARPの3社。
どうせなら、HTCじゃなくて日本メーカーを採用してほしかった所ですね。

モデル名 メーカー 発売日
X2 HTC 2017年12月7日
X3 京セラ 2018年1月
S3 SHARP 2018年1月
S4 京セラ 2018年2月

まずは、次の項目で、これら4機種のスペックを比較していきます。

XシリーズとSシリーズの違い

簡単に2018年モデルのXシリーズとSシリーズの違いをまとめたいと思います。

Xシリーズ Sシリーズ
CPU Snapdragon 630 Snapdragon 430
Wi-Fi IEEE802.11
a/b/g/n/ac
IEEE802.11
b/g/n
おサイフケータイ
指紋認証

おサイフケータイや指紋認証必須!という方は、必然的にXシリーズを選択することになります。
また記事執筆時点では、4機種中、X2以外の3機種は価格が発表されていない為、どれほどのコスパになるのか想定がつきません。

Android One 2018モデルのスペック比較

Android One 2018年モデルの「X2」「X3」「S3」「S4」のスペックを比較していきましょう!

搭載CPUからも、SシリーズよりXシリーズが上位であるとわかります。
よりスペックを求める方は、Xシリーズを。

Android One スペック比較 X2 X3f S3 S4
価格 67,932円 未定 未定 未定
メーカー HTC 京セラ SHARP 京セラ
・アイスホワイト
・サファイアブルー
・ホワイト
・ライトブルー
・ブラック
・ターコイズ
・ホワイト
・ピンク
・ネイビーブラック
・ライトブルー
・ホワイト
・ピンク
・ブラウンブラック
サイズ 約73×149×8.1mm 約72×149×8.2mm 約71×144×8.5mm 約72×145×8.4mm
重量 約142g 約150g 約143g 約130g
OS Android 8.0 Oreo Android 8.0 Oreo Android 8.0 Oreo Android 8.0 Oreo
CPU Snapdragon 630 Snapdragon 630 Snapdragon 430 Snapdragon 430
コア数 8コア
(オクタコア)
8コア
(オクタコア)
8コア
(オクタコア)
8コア
(オクタコア)
ディスプレイ 5.2インチ
TFT液晶
5.2インチ
TFT液晶
5.0インチ
IGZO液晶
5.0インチ
TFT液晶
解像度 1920×1080
(フルHD)
1920×1080
(フルHD)
1920×1080
(フルHD)
1920×1080
(フルHD)
アスペクト比 16:09 16:09 16:09 16:09
メモリ(RAM) 4GB 3GB 3GB 3GB
ストレージ(ROM) 64GB 32GB 32GB 32GB
バッテリー容量 2,600mAh 2,800mAh 2,700mAh 2,600mAh
インカメラ 約1600万画素 約1,300万画素 約1,310万画素 約1,300万画素
アウトカメラ 約1600万画素 約800万画素 約500万画素 約500万画素
4K動画撮影
ハイスピード撮影
下り通信速度 最大350Mbps 最大250Mbps 最大112.5Mbps 最大112.5Mbps
上り通信速度 最大37.5Mbps 最大37.5Mbps 最大37.5Mbps 最大37.5Mbps
Wi-Fi IEEE802.11 a/b/g/n/ac IEEE802.11 a/b/g/n/ac IEEE802.11 b/g/n IEEE802.11 b/g/n
テザリング 対応(最大10台) 対応(最大10台) 対応(最大10台) 対応(最大10台)
Bluetooth Bluetooth V5.0 Bluetooth V4.2 Bluetooth V4.2 Bluetooth V4.2
おサイフケータイ
ハイレゾ
ワンセグ
フルセグ
赤外線
指紋認証
防水 IPX7 IPX5/IPX7 IPX5/IPX8 IPX5/IPX7
防塵 IP6X IP5X IP6X IP5X
耐衝撃 MIL規格準拠 MIL規格準拠 MIL規格準拠
外部端子 USB Type-C 未公表 未公表 未公表

Android One X2

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HTC製Android One X2

筐体背面にアクリルガラス採用し、全方位シンメトリーデザインを採用したスタイリッシュモデル。

SocにQualcomm製Snapdragon 630を採用したミドルレンジモデル。
メモリ・ストレージ容量も他のAndroid One端末よりも一回り大容量。

4K動画撮影対応・ハイスピード撮影対応のカメラスペックはAndroid Oneシリーズ随一。
HDRブーストや3次元ノイズリダクションといった機能を持つ画像エンジンを採用。

インカメラにもアウトカメラと同様に、ウルトラピクセルセンサー採用の1,600万画素カメラを搭載し高画質セルフィーを実現。

現Android Oneモデルで最もハイスペックなモデル。

ただし、京セラ製X3で対応しているテレビ機能(ワンセグ)には非対応なので、ワンセグ必須な方はX3を選択しましょう。

Android One X3

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京セラ製Android One X3

安心の国産SIMフリースマホ「Android One X3」は、防水・防塵はもちろん、MIL規格準拠の耐衝撃性能を兼ね備えた実用的スマホ。

X2と同様に、Snapdragon 630を搭載したミドルレンジスマホ。
RAM/ROMはX2より一回り少ない、3GB/32GB構成。

ハードウェアスペック面では、見劣りするX3ですが、ワンセグ対応・耐衝撃性能といった部分で差別化を図っています。

京セラ独自の割れにくい高強度ディスプレイ「ハイブリッドシールド」を採用しているので、画面割れの心配も大幅に軽減できるでしょう。

このハイブリッドシールドは強化ガラスと高強度樹脂スクリーンの2重構造となっており、樹脂スクリーンで衝撃吸収させる仕組みとなっています。

Android One S3

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SHARP製Android One S3

こちらもX3と同じ安心の国産スマホ。
IGZOディスプレイ搭載の高画質な液晶が魅力の一台。

とはいえ、ハードウェアスペック的にはXシリーズよりも一回り下なので、実売価格はもう少し抑えめになると思われます。
(記事執筆している現時点では、価格が発表されていません。)

Android One S4

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京セラ製Android One S4

X3同様、京セラ製のSIMフリースマホ。
ハイブリッドシールド搭載、防水・防塵・耐衝撃、これらのスペックはX3共通。

X3から、CPUを廉価モデルに、指紋認証を省いたのが、S4ですね。
Wi-Fiや下り最大速度などもX3より劣ります。

あとは、どれほど価格が安くなるかに期待ですね。
こちらも記事執筆時点では価格未公表となっています。

各モデルの月額料金と2年総額

現時点で価格が発表されているX2のみ記載していますが、
X3・S3・S4の料金に関しては発表され次第、追記していきます。

スマホプランS

Y!mobileのスマホプランSは、
月額2,980円で月間容量2GB、10分かけ放題がセットになったプラン。
ただし最初の1年間は1,000円の割引がききますので、実質月額1,980円です。

年末から4月に掛けて、携帯のMNPや乗り換えの需要期ですので、キャンペーンの開催情報チェックをお見逃しなく!

スマホプランS X2 X3 S3 S4
頭金 540円
プランS月額 3,218円 3,218円 3,218円 3,218円
割賦金 2,808円 未発表 未発表 未発表
月額割引 -972円
ワンキュッパ割
(12ヶ月間)
-1,080円
月額合計
(1~12ヶ月)
3,974円
月額合計
(13~24ヶ月)
5,054円
月額合計
(25ヶ月以降)
2,246円
2年総額 108,336円

スマホプランM

Y!mobileのスマホプランMは、
月額3,980円で月間容量6GB、10分かけ放題がセットになったプラン。
ただし最初の1年間は1,000円の割引がききますので、実質月額2,980円です。

年末から4月に掛けて、携帯のMNPや乗り換えの需要期ですので、キャンペーンの開催情報チェックをお見逃しなく!

スマホプランM X2 X3 S3 S4
頭金 540円
プランM月額 4,298円 4,298円 4,298円 4,298円
割賦金 2,808円 未発表 未発表 未発表
月額割引 -1,512円
ワンキュッパ割
(12ヶ月間)
-1,080円
月額合計
(1~12ヶ月)
4,514円
月額合計
(13~24ヶ月)
5,594円
月額合計
(25ヶ月以降)
2,786円
2年総額 121,296円

スマホプランL

Y!mobileのスマホプランMは、
月額5,980円で月間容量6GB、10分かけ放題がセットになったプラン。
ただし最初の1年間は1,000円の割引がききますので、実質月額4,980円です。

年末から4月に掛けて、携帯のMNPや乗り換えの需要期ですので、キャンペーンの開催情報チェックをお見逃しなく!

スマホプランL X2 X3 S3 S4
頭金 540円
プランL月額 6,458円 6,458円 6,458円 6,458円
割賦金 2,808円 未発表 未発表 未発表
月額割引 -1,512円
ワンキュッパ割
(12ヶ月間)
-1,080円
月額合計
(1~12ヶ月)
6,674円
月額合計
(13~24ヶ月)
7,754円
月額合計
(25ヶ月以降)
4,946円
2年総額 173,136円

 

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