みなさん、こんばんは。
SIM男でございます。
今日は、docomo・AU・Softbankから、
MNPで格安SIM・格安スマホに乗り換える際の流れや使えなくなるタイミングや使えない期間などをご紹介していきます。
このページで、MNPに関しては、ほぼ全てまとめたつもりです。
追記:当記事執筆時点では、オンライン上での即日MNPに対応するMVNOがほぼ無かったので、記事内容を加筆・修正しています。
最近では、自宅で即日MNP・不通期間30分程度でMNPが可能になっています。
自宅で即日MNP可能なMVNO一覧を参考にしてください。
MNP乗り換えの流れ
これに関しては、
MNPの流れは各キャリアでほぼ共通です。
1. キャリアにて、MNP予約番号の発行申請
2. 格安SIM公式サイトでMNPで契約手続き。
(ここで、MNP予約番号が必要)
3. 回線停止の通知がメールで届く。
4. MNP手続き中は、回線不通。
5. MNP手続き完了
6. SIMカード到着(即時利用可能)
格安SIMにMNPで乗り換える場合は、このような流れとなります。
まず、順を追って解説していきます。
MNP予約番号の発行
MNP予約番号(携帯電話番号ポータビリティ予約番号)は、
キャリア公式サイトのマイページから、
もしくは、サポートセンターへの電話・キャリアショップにて、MNP予約番号の発行が行えます。
MNPの手続き方法は、各キャリア公式サイトをご確認ください。
docomo
https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/change_release/mnp_release/
AU
http://www.au.kddi.com/support/mobile/procedure/contract/cancel/
Softbank
http://www.softbank.jp/mobile/support/cancellation/mnp/
MNP予約番号の有効期限と注意点
MNP予約番号の有効期限は2週間となっています。
しかし、乗り換え先(転出先)のMVNOには、
契約時に「有効期限が10日以上残っているMNP予約番号が必要」といった、
ルールがある場合があります。
2週間あるからいいや。と、のらりくらりしていると、
再度、MNP予約番号を取得しなければならない。
なんてことにもなりかねません。
MNP予約番号を取得したら、
出来るだけ早く、乗り換え先の格安SIM・格安スマホを申し込むようにしましょう。
格安SIM・格安スマホを申込む
格安SIMをMNPで申し込む場合、
申込の段階で、MNP予約番号が必要となります。
つまり、格安SIMや格安スマホの申込前には、必ず、MNP予約番号が手元にある必要があります。
上記項目でも書きましたが、
MNP予約番号が取得できたら、
数日中に申込をしましょう。
申込が完了すると、次のステップは、
MVNOでの身分証明書チェックの後、回線停止です。
身分証明書の画像を用意しておく
MVNOは、オンラインで契約手続きをしますので、
免許証等の身分証明書をスキャンしたり、カメラで撮影した画像を申込時にアップロードする必要があります。
事前に用意しておくとスムーズです。
クレジットカードが必要
基本的に、大半のMVNOが、
クレジットカード必須となっています。
クレジットカードを持っていない、もしくは、クレジットカードを作れない。という方は、事前にデビットカードを作っておきましょう。
デビットカードで契約出来るMVNO
SIM男自身もデビットカードユーザーですので、
実際に、私が申し込んだ全ての格安SIMをデビットカードで申し込んで、通るか通らないかを検証しています。
こちらの記事を参考にしてみてください。
私が申し込んだ時点での結果です。
回線が一時使えなくなる
MNPの移行手続きが開始されると、
一時的に回線がつかえなくなります。
解約している状態と同じです。
・発着信不可
・データ通信不可
・SMS利用不可
使えなくなるタイミング
MNPで格安SIM・格安スマホを申し込んだ場合、
アップロードした本人確認書類に問題がなければ、
通常、申込日の翌日から不通になるケースが多いようです。
本人確認書類に問題がある場合、
再提出を求められます。
できるだけ、鮮明な画像をアップロードするようにしましょう。
使えない期間
私の友人の実例ですが、
docomoから、IIJmioにMNPで乗り換えたケース。
日毎のMNP手続き進捗状況
日曜日 夜:公式サイトからIIJmio申込
月曜日 夜:回線停止のお知らせ(メール)
火曜日 夜:SIM発送のお知らせ(メール)
水曜日 昼:SIMカード到着・利用開始
月曜夜~水曜のSIM受け取りまで、
1日半~2日程度使えないことになります。
使えない期間の相場
ネットの口コミをチェックしていても大抵が、2日~3日程度の模様です。
SIMカードが到着したら、
差し替えるだけですぐに利用できます。
仕事で携帯必須の方は
仕事で、平日は携帯が使えないと困るという方の場合、
木曜夜に申込みで、ギリギリうまくいけるかもしれません。
ただし、念の為、
・金曜の回線停止の時間帯は読めない。
・月曜、火曜にかかる可能性もある。
上記二点を前提として考えておく必要があります。
絶対に、携帯が欠かせない方は、即日MNP対応店舗に足を運ぶしかありません。
また、即時対応のMVNOは限られますので、その点も注意が必要です。
Wi-Fi対応端末であれば、使えない期間も、
Wi-Fi経由でLINE・インターネット・050plusでの発着信は可能です。
月額300円で050番号が取得できるので、
050plus申し込んでおくというのも、
使いようによってはありかもしれません。
http://050plus.com/
配送日数も加味しておくこと
SIMカードの配送日数は、
どうしようもなりません。
基本的に、各MVNOともに、
首都圏からの発送が多いと思いますので、
その点も加味して、使えない日数を想定する必要があります。
それぞれお住まいの地域を加味した上で、
何日ぐらい使えないかを想定しておいてください。
即日MNP対応MVNOまとめ
当記事を執筆した時点では、即日MNP対応の店舗に足を運ぶしかありませんでした。
格安スマホへのMNPというと、不通期間が2~4日程度覚悟の上でしたので、ハードルが高かったのが事実です。
しかし、最近では、半黒方式やOTA方式と言われるMNP方式を採用しするMVNOが増えた為、オンラインで即日MNP(即日回線切替)に対応したMVNOが増えてきています。
いくつかのMVNOでは、即日、自宅でMNP申込が可能になっています。
・自宅で即日MNP可能なMVNOまとめ
上記記事でネット上で即日回線切替に対応しているMVNOをまとめましたので、参考にして頂ければと思います。
不通期間としては、30分程度が目安になります。
また、自宅でMNP転出先MVNOのマイページにて、「回線切替」というボタンを押すのみでMNPが完了しますので、非常に手軽で便利です。
店頭まで行っても良い!という方は、下記MVNOが店頭での即日MNPに対応しています。
ただし、一部の主要都市部の店舗のみ対応というMVNOも多く、利便性がよくないのも事実ですね。
・楽天モバイル(http://mobile.rakuten.co.jp/)
・U-mobile、ヤマダSIM(http://umobile.jp/)
・BIC SIM(http://www.biccamera.com/bc/c/service/bicsim/index.jsp)
・イオンスマホ(http://www.aeonretail.jp/campaign/newcom/)
・ゲオスマホ(http://geo-online.co.jp/campaign/488)
・TONE(http://tone.ne.jp/)
MNP移行前にしておくべきこと
MNPで格安スマホへの移行前にしておくべきことを解説します。
1. 各種サイトの登録アドレス変更
格安SIM・格安スマホへの以降と同時に乗り換え前のキャリアとの契約は解約になります。
@docomo.ne.jp等のキャリアメールが使えなくなりますので、
各種サイトに登録してあるメールアドレスの変更手続きをしておきましょう。
LINEの登録アドレスも事前に変更しておくと、良いでしょう。
LINE → 設定 → アカウント → メールアドレス登録 → メールアドレス変更
MNP移行後にすること
1.メールアドレス変更のお知らせ
電話帳に登録してある方々に、
メールアドレス変更の連絡をしましょう。
LINEやSMSでのやりとりが増えている現在、
キャリアメール自体使っていない方も多いですね。
私の友人の場合は、
元々キャリアメールを使用していなかった為、
お知らせメールは送らなかったそうです。
2. キャリアサービスの移行手続き
こちらは、docomoユーザーさん対象となります。
docomoのコンテンツサービス、
dTV(dビデオ)やdアニメ・dヒッツ等は、
docomo IDに紐付いています。
解約に伴い、docomo契約中に使用していたdocomo IDの登録情報を変更する必要があります。
(キャリア決済が使えなくなる為)
以前のデータは引き継ぎ可能
ログインしようとすると、
登録情報の変更通知が出ますので、そのまま新しいメールアドレスやクレジットカードを登録すれば、以前のデータが引き継げます。
また、docomo IDはキャリアフリー化となり、格安SIMユーザーはもちろん、AUユーザー・Softbankユーザーも、dTVやdアニメを利用することが可能となっています。
端末も変更する方
Edy・nanaco等の残高に注意
キャリア契約中に使っていた端末がおサイフケータイ対応、かつEdy・nanaco等の電子マネーを利用していた方が対象となります。
Edy・nanaco等の電子マネーは、既にチャージした分の返金は不可となっています。
おサイフケータイ対応機種への機種変更しか想定されていない為、
故障や紛失・機種変更での、新機種への残高の移行は可能ですが、返金はできません。
セット販売端末はおサイフケータイNG
MVNOでセット購入する端末の場合、
基本的に、おサイフケータイは非対応ですので、
事前に使い切る、もしくは、家族や他の端末へ残高を移動しておく必要があります。
私の場合、おサイフケータイは欠かせない為、
docomo系MVNO + docomo端末の白ロムという運用で、今後も行く予定です。
AU系MVNO + AU端末の白ロムでも可能です。
(SIMロック解除すれば、この限りではない。)
白ロムなら、格安SIMでも「おサイフケータイ」が使える
docomo系MVNOの格安SIMを利用予定なら、
docomoのおサイフケータイ対応の白ロムを購入することで、
おサイフケータイが利用できます。
AU系MVNOなら、AUのおサイフケータイ対応の白ロムで利用可能。
一部サイトでは、
「格安SIMはおサイフケータイが使えない。」
なんていう誤解もあるようですが、
格安SIMでも、おサイフケータイは利用できます。
ただし、SPモードと紐付いている、
docomoの決済アプリ「iD」は使えません。
また、DCMX miniもdocomoの合算請求の後払いシステムなので、
これも利用不可です。
おサイフケータイ利用者の多くが、
suica、Edy、nanacoあたりだと思います。
これらはちゃんと使えます。
ご協力をお願い致します。
私の利用シーンで想定できることは、この程度ですが、
いろんな利用シーンで、事前にやっておくべきことがあると思います。
皆様のお力を拝借できれば、幸いです。
MNP転出する前に、これはやっておくべき!
ということがございましたら、
ぜひ、コメント欄にて、ご協力頂けますと幸いです。
何卒、宜しくお願い致します。
はじめまして、帝愛くんといいます。
この度、楽天モバイルへのMNPを行ったのですが、
楽天側の説明とは異なる移行手続きとなったので、
気になったということもあり、コメントさせて頂きます。
まとめますと、
楽天の説明:2日前にMNPによるSIMの切り替え(auから楽天モバイルへ)するよ
通話とかできなくなるよ
私:じゃあ、9月27日契約の10月1日着でも9月29日に切り替えになるんだ
私:9月中に切り替わりませんでした。解約金1万円を余分に払うことになりました!
という感じに現在なっております。
今現在もauの回線に接続できている状態です。
そのため、楽天モバイル内にある
「配送指定日と、SIMカード(携帯電話)使用不可期間」
の説明とは食い違う結果となりました。
例外として、配送指定日の3日前の15時までに
本人確認書類のアップロードを行わないと指定した期日に届きませんよ。
ということは楽天のサイトにも書かれてありますが、
楽天からは
9月27日の20時に本人確認書類を受け取りました。
9月29日にSIMの発送をしました。
というメールが来ており、十分10月1日に到着するはずです。
しかし、MNP転出契約(SIMの切り替え)は未だに終わっていません。
通常の場合ですと、ありがたい話かもしれません。
ですが、私の場合は2年間待ちに待った転出月にも関わらず、
違約金を払う契約をすることになりました。
楽天モバイルさんには、
もう少しこのような月をまたぐケース等の場合はどうなるかなども
発送日時やSIMカード(携帯電話)使用不可期間のページ内に明記して欲しいものです。
長文失礼しました
帝愛くんさん
はじめまして、こんばんは。
コメント有難うございます!
なんだか闇が深いですね…。
MNPに関しては、やはり余裕を持って行う方が良いということですね。
楽天モバイルの場合、初月無料なので、
月初にMNP申込を行っても良いのかもしれませんね。
今頃は、無事楽天モバイルご利用中でしょうか。
格安スマホライフ、エンジョイされてください!
またのコメント、お待ちしております。